お問い合わせはこちらから
topページへ戻る障害者の住みよい杉並をつくる会
profile
つくる会の発足
主な活動
つくる会の運営
activites
地域交流イベント
自立を目指す活動
調査・研究活動
information
杉並区のイベント情報
行政情報
その他の情報
link
杉並区内障害者団体の紹介
杉並区内障害者施設の紹介

ボランティア募集中
つくる会の取り組み
 
<シンポジウム>
スウェーデンの福祉の実際と日本の福祉の方向を見つめる


11月2日講演とシンポジウム終わる
2002年11月2日(土)に、杉並公会堂で開催したシンポジウムには、当日約400名の来場者がありました。
開催目的
  障害当事者の自己選択・自己決定に基づく自立した地域生活を支援することテーマとして、これの実践先進国スウェーデンの考え方と実践、そして現段階を学び、同時に日本・東京の動向と、杉並の動向の発言を受け、スウエーデンの教訓を聞いて、今後への課題と展望を語り合うこと。
プログラムとスケジュール
  1) 10:00〜11:30 重度重複障害者の楽しみの場などのデイ活動の場 「エルドラード」の所長 エレーン ヨハンソンさん。
  2) 12:30〜14:00 バリシュー区の5種類の知的障害者デイ活動の場の所長 アンネリー スニースさん。
  3) 14:15〜16:15 シンポジウム 「地域生活支援―北欧、そして日本・東京は」 ⇒自己選択・自己決定での自立した地域生活の展望を語る。
コーディネーターは、スウェーデンお2人、東洋英和女子大学石渡教授、山田杉並区長、地域生活支援者(佐藤弘美氏)での討論でした。
通訳は、友子ハンソンさん<イエテボリ在住・同市公共機関通訳で活躍>でした。
主催
  障害者のすみよい杉並をつくる会、共催・後援団体は、全国育成会・東京都育成会 東京都肢体不自由児者父母の会連合会、 杉並区、ここと、済美養護おやじの会、サポート研から応援をいただきました。
シンポジウムのできごと・特徴の発言の内容<要約筆記から>
  佐藤/ これからのことを考えると、議論では、本人の権利行使の話しがありましたが、もう一つ大事なのは、地域で支援される人、事業者がどれだけ増えるかが、とても大事と思います。
現実には、障害のあるかたのヘルプはなかなか広がりにくい。障害のあるかたとの接点が少ない中で、高齢者ヘルパーはできても障害のある方にはできない、というのがある。それを考えると、一つ、大事にしたいのは、杉並区内、きょうもお見えですが、事業をやられてるかたがいらっしゃいます。
この事業をやられている方々が、もっともっと、区内で活躍できる面が、一緒に話し合う機会が必要。
杉並区内には、いろいろな通所施設、区の施設、民間施設があります。今、8時半から5時15分までの利用で、それをもっと弾力的に活用し、行政、民間で力を合わせられないか。その際、不安が生まれるわけで、事業者の中には、幅広い事業者があるので、福祉を少しでも理解してもらわないと困る面があり、スウェーデンには、LSS、アメリカにはADAがあるように、法律的な裏付けがある。杉並区を現実に考えると、杉並区なりの決意として意志表明で、当事者を中心として、行政、区民、事業者が、話し合いで、どう目標を追求するか、それがあれば、なおさらいいのではないか。他でなければ、杉並が先んじてやってもいいのではないか。目標が共有できれば、事業者も、こういう目標をやるならおいでください、それは、具体的なお金というより、考え方。それを大事にしながら、杉並区としてやる、それの目標を、表明する、それを理解する人、事業者を増やしながら、拡大できればいいと思います。それがでなければ、この時代、障害の有る方の支援に力を発揮するかたを増やすには、垣根を取ると、もっと今ある財産を使うことにつながるのでは、と思います。
石渡/ ありがとうございました。区長さん覚悟していただき、今、スウェーデンのお話しでも、やはり法律で大枠が決まり、法律を守るということが、サービス提供者、使う側にも、意味があるとおっしゃってました。スウェーデンではLSSアメリカならADA。日本でも、今の縦割りの身体障害者福祉法などでなく障害者全体、スウェーデンがたどったように、高齢者など、サービス必要な人の全部のニーズに答える包括的な法律が、日本でも、出てきてます。
日本の話は、先の話しになるので、杉並で先んじてと、佐藤さんが使われたのですが、佐藤さん、今具体的なイメージとして、法律などの枠組みをつくる、杉並としての目標を明確にする上でまずはこんなこと、というような具体的なお考え、まずはこれが必要、というのはおありでしょうか?
佐藤/ 山田区長に振ります。難しいので。
石渡/ 最後は区長にいきましたね。
山田/ あまり細かいことを言われると、それで決まりそうだったんで、振っていただいてよかった。私はいいことだと思います。杉並の障害者全体の基本的考え方、目標を示すようなものを、スウェーデンやアメリカなど各国の法律も参考にしながら、杉並の目標つくりもいいので、検討したいと思います。(拍手)
ページtopへ戻る
<感想など>……メールでいただいたうちの抜粋
  個人的には、スウェーデンという国が身近に感じられるようになりました。 これまでは、どこか遠い国の「ユートピア」かと思ってましたが(行った人からの報告では一様に「ずばぬけて良い」ということしか伝わってこなかったもので・・・)、お二人の話は、あの国にも彼らへの誤解や偏見が現にまだ存在すること、支援する人材の少なさに悩んでいること、まだ親が一生懸命にがんばらないと地域生活が成り立たないという人もいること、率直にスウェーデンで抱える問題点も指摘してくれていたように思います。
 そしてなにより「入所形態ではなくて、パーソナルな支援のかたちが必要だ」という今現在の日本のこの業界の進んでいこうとしている方向性を再確認できたこと、この点は石渡先生も再三強調しておられましたね。日本の進むべき道、支援費制度の理念が、スウェーデンのLSSと同じ方向を向いている、ということ。うーん、勉強になりました。
  スウェーデンからいらしたお2人の、知識と情熱と希望に溢れたお話にも感動したし、それを無茶苦茶いとも簡単そうに日本語に訳して訳し続けた(結局5、6時間ずーっと同時通訳仕切りましたねー!友子ハンセンさん。昔同時通訳をする知り合いに、同時通訳は頭がとっても疲れるので20分が限度って聞いた事があったから、「一体この人の頭の中はどんなコンピューターになっているんだろう・・・」と尊敬してしまいました。友子ハンセンさんにも感動したし、また同じように、指の動きがよく見えるように(多分?)黒い衣に身をまとって表情豊かに手話通訳をされた方々にも感動したし、はたまた、舞台で話される内容をちゃkちゃかとコンピューターで打ち込んで字幕として講演の内容を視覚的に伝える人たちの働きにも感動したし(思わずわたしも頭の中でキーボードを打ってしまいましたよ。)、シンポジウムにいたっては、杉並を知り尽くし、杉並を愛する人たちと心でつながり、また杉並の人たちに信頼されている事がひしひしと伝わってくる佐藤さんのお話にも「じーん。」と伝わってくるものがあったし、初めてお顔を拝見する杉並区長さんも、口だけじゃなくてきちんと頭で考えて心で感じて体をもって何かを実現しようとしている雰囲気のにじみ出た素敵な方で感動したし、また各人の意見を的確にまとめ、ポイントポイントで自分なりの考えを織り交ぜながらディスカッションの幅を広げ、そしてまた他のパネラーの人たちにつなげていく、というこれまた「ひや〜。」って感じの司会ぶりを見せてくれた石渡さんにも感動したし、とにかく、「すごいなあ。人の力を集めると、こんなこともできるんだなあ。」ととてもうれしい気持ちになりました。
  多分別に講演のメインポイントでは全然なかったとは思うんだけど、個人的に「そうだよな〜。」ってしみじみ納得してたのは、「可能性」ってことと「人の権利」ってことでした。
  具体的に重度障害者の方とどのように対応すべきかを一つ一つ丁寧にお話くださりわかりやすかったと思います。 コミュニーケーションがすべてのベースであるということもとても説得力がありました。> また、親や支援者が力をあわせ、声を上げなければ、障害者によって住みよい街にならないという現実は、福祉国家スウェーデンでもそうなのですね。ちょっと、意外でした。
11月2日以外に開催した小講演会の内容
  1) 11月5日午前 ◇目標 80人  当日40人
  障害ある子どもの発達へのスウェーデンの取組み
  2) 11月5日午後 ◇目標 80人  当日35人
  成人期の障害者の活動にかかわるスウェーデンの取組み
  3) 11月6日午前 ◇目標 80人  当日30人
  重度障害者の地域生活に関するスウェーデンの取組み
  4) 11月10日午後 ◇目標 80人  当日30人
  障害者の支援方法の実演……スウェーデンでの手法を学ぶ

■記録集、ビデオを近く編集する予定でいます。
ページtopへ戻る
menu 地域交流イベント 自立を目指す活動 調査・研究活動