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No.16 イエテボリスポステン紙
2002年6月28日付け記事

約束を破られたので、カローラのロンドン旅行が中止になる

ロンドンへの旅行の準備は全部終わっていた。ところが、急にハ-ランダ行政区の業務部長が気持ちを変えてしまった。機能障害者のカローラはロンドンに行けるが、カローラが自分で選んだ介添え人と一緒には行けなくなったのだ。その理由については誰も教えてくれない。

カローラ ローゼンクビストさんは、ウイリアム症候群という病気で、数年前からハ-ランダ区のグループホームで生活している。
34歳のカローラさんは、かなり前から初めて母親と一緒でない自分だけで出かける外国旅行を非常に楽しみにしてきた。カローラさんとインゲルだけの旅行だ。
インゲル ニイクビストさんは、数年前からグループホームでのカローラさんのコンタクト パーソンだ。
“私達はすごく良い関係にあると思いますし、カローラは私を深く信頼してくれています。カローラが自分だけでロンドンに行きたいので一緒に行かないかと尋ねたので、もちろん0Kしたのです。カローラの親御さんが私の旅費を負担しても良いと言っていました。”と、インゲル ニイクビストさんは語っている。
グループホームの施設長のカリーナ グスタフソンさんと話し合った結果、インゲルさんは介添え人として同行することにきめ、インゲルさんの旅費の一部を行政側に負担してもらうべく申請を出した。

“3週間前にインゲルの上司も混じっての話しあいの時点では、インゲルが職場を離れている間は、代わりの職員を雇用しても良いということでした。さらに、旅費の助成金申請も許可になるであろうと知らされました。社会委員会が、カローラのケースを許可するのは単なる形式上のことだけだとのことでした。問題は何もなかったのです。”と、カローラさんの母親のシャステイン ローゼンクビスト アクセルソンさんは語っている。
しかし、つい数日まえに旅行に行ける可能性が急激に変わった。
“上司から言われたのですが、行政側で私の旅行について話し合った結果、私は一緒に行けないということに決まったとのことです。 しかも、私が同行するのは”不適切“であり、あまりにも”個人的“なので、グループホームの他の住民が羨ましがるようになるとのことでした。
それ以外の説明はありません。私の知っている限りでは、このグループホームの他の住民は、私がカローラと旅行するからといって不満をもらしている人はいません。”と、インゲル ニイクビストさんは語っている。
“私は侵害された気分ですし、カローラにとっては今回の出来事は悲劇的なことです。カローラは今回の旅行をすごく楽しみにしていました。最初に何かをOKと約束しておいきながら、後でその約束を守らないのは本当に残酷なことです。”と、インゲルさんは語っている。

カローラ ローゼンクビストさんは本当に打ちひしがれている。
“私はすっごく悲しいんです。それにママはすごく怒ってます。もうずっと前から旅行の計画をしてました。”と、カローラさんは語っている。
“本当にひどいことです。カローラのいままでの人生でこんな機会があったのは初めてのことなのです、それなのにこんな結果になってしまいました。”と、シャステインさんは語っている。
社会委員会の介添え人に関する決定事項はまだ承認されていないが、カローラ ローゼンクビストさんはインゲル ニイクビストさんと一緒に旅行は出来なくなった。そのかわり、行政職員の誰かが旅行についてゆくことになった。その誰かとはどこか他のグループホームの職員だ。
“ロンドンへの休暇旅行に全然しらない人と一緒に行きたがる人がいると思います? 今回の旅行のそもそもはカローラがインゲルと旅行したいと考えて、インゲルも一緒に行っても良いと思ったから生まれてことです。カローラは誰とでも一緒に旅行したいとは思っていませんし、彼女の病気のための障害から考えても不可能なことです。カローラを良く知っている人でないと無理なのです。”と、シャステインさんは動揺して語っている。

グループホームの施設長のカリーナ グスタフソンさんは、この出来事について何もコメントしたがらないし出来ないそうだ。グスタフソンさんは、ハーランダ行政区の区長のクラース ヨハンソンさんに問い合わせるよう語っている。
“一般的にいえば、LSSによる住宅の住民が自分のコンタクト パーソンと一緒に旅行するのは良い考えとは思えません。”

それは一体何故ですか?
“このことについては、コメントしたくありません。しかし、カローラ ローゼンクビストさんがロンドン旅行に介添え人サービスを利用できるということには変更ありません。 旅行に同行できる非常に優秀な職員が大勢いますから、ロンドンゆきは何ら問題ないと思います。 ですから、私が見る限りではカローラさんがロンドンに行けないという理由は何もないと思います。”

しかし、カローラさんは誰が介添え人になるかを決められないのですか?
“ええ、彼女は決められないのです。”

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