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No.25 イエテボリスポステン紙
2002年10月22日付け記事

染色体異常がADHD発病の原因かもしれない
危険遺伝子が精神病の30%の原因だ


アメリカと英国との共同研究者グループが染色体16に、非常に高度の信頼性をもって、児童精神障害ではきわめて多いADHD/DAMPを発病する原因となる遺伝子を含む分野があるということを発見した。

この発見は、いままでの家族性/遺伝子と一人の児童がADHDを発病するかどうかに関する危険性との関係についての最も強い関連性を示すものだ。 研究者達によると、この新しい危険遺伝子はすべてのADHD患者の30%もに関係しているとのことだ。いままでに危険であると認識されてきた少数のADHD遺伝子はたった10%またはそれ以下程度のADHDの発病と結びつけることが出来ただけだった。

今回の研究グループの関係者は、非常に熱心で確実な人達だと、イエテボリ市のシルビア王妃子供病院のクリストファー ギルバリ教授は語っている。従って、私はこのニュースをきわめて重要なことであると解釈しております。もちろん、その他の人々からも確認をとる必要はありますが。

ADHDの発病原因をつきとめることは、いままでの3つの遺伝子の調査の結果、児童精神病の自閉症に関係している遺伝子が同じ染色体分野に含まれているということが判明したので、今後より一層興味深いものとなろう。

“これら両方の病気の背後には共通の遺伝子パターンがあるという可能性を示しています。症状の多くは似通っており、2つの病気の関連性への疑いはより強まっています。”と、クリストファー ギルバリ教授は語っている。

現在話題になっている調査は、ロス アンジェルス(UCLA)のカリフォルニア大学と、英国のオックスフォード大学のウエルカム トラスト研究所の協力により行われたものだ。
過去5年間にわたって、両大学の研究者チームは、同じ家族内で2人から3人の兄弟姉妹がADHDであると診断を受けている203の家族の遺伝的な情報を収集し分析してきた。 それは、ADHD患者のいる家族と、患者のいない家族の遺伝的な類似性と違いを見出すという、多大の時間と労力を要する作業だった。

染色体16の現在指摘されている分野が最も強い反応を示した。この分野には約100から150もの遺伝子が関連している。従って、原因となる遺伝子を限定するためには、さらにより多くの分析が必要とされる。

ADHD発病の直接の原因は、今までは、はっきり判明してはいなかったが、遺伝性ということは重要な要素であるとみなされてきた。ADHD患者の50−80%においてなんらかの遺伝性要素が確認されてきたので、ADHD遺伝子を発見することは熱心に行われていたことだ。 いままでのところ、脳内で神経伝達物質のドーパミンの結成や消耗をコントロールするごく少数の遺伝子のみが、ADHDに関連があるとされてきたが、これらの効力は微小であった。

“いままでは、一つではなく幾つかの遺伝子の組み合わせが、人によっては病気という障害にいたるとみられてきました。従って、個人の成長環境やその他の状況により、ADHDを発病する危険性が増大するか発病を予防することが可能でした。”と、クリストファー ギルバリ教授は語っている。

研究者達は、ADHD発病へのその他の危険要素も指摘している。これらの危険要素とは、これ一つ、または遺伝子の変性との組み合わせにより、ADHD発病の危険性を高めるもので、たとえば妊娠中の女性の喫煙や多量のアルコール摂取、出産に際してのトラブルなどだ。

“遺伝子との関連性を明確にしたことは非常に重要なことです。今回の調査は、ADHD発病原因に関する知識を高めることになり、特に今回は自閉症にも関連したものであることを期待しています。そして、長期的にみるとより優れた治療方法の開発が出来ることです。”と、クリストファー ギルバリ教授は語っている。

この研究に関しては、医学専門誌のAmerican Journal of Human Geneticsの最新号に掲載されている。


FAKTA:
多動者は衝動をコントロールしていない
ADHDはAttention Deficit Hyperactivity Dosorderの省略語で、注意力に問題のある障害、多動で衝動のコントロールに問題がある。 全就学児童の2−5%のはこういった障害を抱えており、スウェーデンでは長い間問題になり活発に議論されてきた。
Dampはスウェーデンや北欧におけるADHDに対する呼び名だ。



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