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No.35 イエテボリスポステン紙<new>
2003年1月31日付け記事

同性愛者の養子縁組には抵抗がある


2月1日から同性愛者も国際養子縁組をするための審査を受ける権利がある。しかし、この新しい法律は名目だけのものになりそうな危険性がある。それは、殆どの国々が同性愛者への養子を認めないし、養子斡旋団体は同性愛者に積極的に斡旋をおこなわないからだ。

「私達は同性愛者の家庭を築く権利を支持しております。しかし、現実的には、斡旋できる子供を見つけることは非常に難しいのです。」と、カーステイン インデ氏は語っている。

カーステイン インデ氏は、国の国際養子縁組問題、NIAにより承認されている6つの団体の一つのStiftelsen  Frosunda  Solidaritet の創始者だ。

この団体は発足したばかりで、主としてポーランド、モルダビアやルーメニアなどと関係がある。 この団体は以前は、東欧諸国から夏休み中に児童をスウェーデンに招いたり、ロシアやポーランドの障害児童の生活条件を改善するための活動をしてきた。

「養子縁組斡旋団体を発足させることは当然のいままでの活動の延長と思います。私は、かわいそうな孤児院で生活する子供達の日常を改善するためにはどんなタイプの家族をも受け入れるべきだと思っています。」

カーステイン インデ氏はRFSLとも会合をもち、養子縁組を希望する同性愛者をも援助すると約束している。カーステイン インデ氏は、犯罪者になったり、売春行為をする危険性のある孤児院で生活するよりも、養子縁組の方が児童のために良いと信じているそうだ。

「しかし、現状では、まだ同性愛者の権利というものにたいする見解がスウェーデン以外の国々では、それほど進歩的ではないということは認めなければなりません。私の感じでは、同性愛者が養子をもらえるようになるには、少なくともあと10年程度かかると思います。」

「もしかしたら、ローマ法皇がその見解を変えなければならないかもしれません。」と、カーステイン インデ氏は付け加え、Stiftelsen  Frosunda  Solidaritet が活動している国々ではカトリックの教会が大きな影響力をもっていると説明してくれた。

NIAの代表グニラ ボーデインさんも同じような意見だ。

「スウェーデンへの養子縁組を認めてくれている国々に同性愛者が親になることを認めてくれるかどうかについての質問をしました。しかし、まだいままでのところ、どの国からも認めるという回答は得ていません。私達は、児童の出身国の家族構成ということに関する考え方を尊重しなければなりません。」


毎年1000名もの児童が養子になっている


1980年代の末頃から毎年焼く1000名の児童が養子となってスウェーデンにやってきている。現状では、主として中国、コロンビア、韓国、インドやロシアから子供達がやってきている。

国によっては、養子縁組家庭に特に厳しい条件をつけている。たとえばコロンビアでは、結婚して5年以上たったカップルでないと養子親として認めていない。 中国政府は、片親の養子親には特別の枠を決めており、年間8%以上のシングル養子親を認めないとしている。

しかし、これらの国々の否定的な態度にもかかわらず、認定されて養子縁組斡旋団体は、市自治体により審査され承認された同性愛カップルからの養子縁組希望の申請を受理している。

「新しい法律が施行されたので、団体は同性愛カップルの申し込みを拒否することが出来なくなったのです。シングルの養子縁組を希望する人達に特別な条件を説明するのと同じく、同性愛カップルも、養子をもらえるチャンスは非常に少ないということを説明しなければなりません。」と、グニラ ボーデインさんは語っている。

年間約600名もの児童の養子斡旋を行っている最大の組織のAdoptionscentrumは、世界各国18カ国と仕事をしており、すでにゲイカップルからの養子縁組を希望する申し込みを受理している。

「ゲイカップルの人達は、たとえば南アメリカなどから養子をもらいやすいという噂を聞いたのだと思いますが、そんなことはありません。」と、マルガレータ ヘンニイングソンさんは語っている。

マルガレータ ヘンニイングソンさんは、Adoptionscentrumが一緒に活動をしている南アメリカの組織は、養子親になることを希望しているカップルの皮膚の色、宗教や何年間結婚していたかなどという事柄に条件をつけているとのことだ。

RFSLのソーレン アンデション会長は、養子斡旋団体などが養子をもらうことの難しさを不必要に強調しすぎており、そのため同性愛カップルにとっては不利になる危険があるとしている。

「こういう傾向がつづくようでしたら、私達が独自で養子縁組斡旋組織を発足させなければならないかもしれませんが、まだ現在のところ会としては方針を決めておりません。」と、ソーレン アンデション会長は語っている。

英国とオランダでは同居している同性カップルが自国内で生まれた子供は養子にすることが出来る。アメリカの7つの州では、州法により国際養子縁組を許している。


FAKTA: 養子縁組斡旋団体

NIAは国際養子縁組に関する国の委員会で、外国からの養子縁組に関する総体的な責任機関だ。どの養子縁組斡旋団体を正式に認定するかを決定するのもNIAの役目だ。

現状では、6つの正式に認定された団体がある。Adoptionscentrum, Adoptionsforeningen La Casa, Barnen Framfor Allt ? Adoptioner, Barnens Vanner, Familjeforeningen for internaitonell adoption, Stiftelsen Frosunda Solidaritet。


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